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【新しいコストダウン】企業と家庭の節電とは

2022年1月18日 【ブログ

企業と家庭の節電とは

 

・節電って結局何から取り組んだらいいんだろう

・そもそも節電ってナゼ必要なんだろう

 

上記のようなお悩みにお答えします。

 

本記事をご一読していただくと、以下のポイントが理解できる内容となっております。

 

  • 今スグ節電に取り組むべき理由
  • 企業/家庭での節電対策
  • ESP事業の有効性

 

節電の必要性と具体的な節電対策をノンストップで理解できる内容となっております。是非ご一読ください。

 

節電に取り組むべき理由

 

節電の理由とアイデア

 

夏には「冷房と扇風機を一緒に使って節電する」、冬には「暖房の設定温度を見直して節電する」など、「節電」というキーワードをよく耳にしますよね。

 

あなたは「なぜ節電するの?」と聞かれたらどう答えますか?

電気代が高いから、日本はエネルギー自給率が低いから、親に怒られるから‥

 

ここで一度立ち止まって「節電」に取り組むべき理由を考えてみましょう。

 

①CO2削減の必要性

 

二酸化炭素排出

 

節電するべき最大の理由は「CO2を削減しなければいけないから」

 

近年地球温暖化が深刻化し、海面上昇による島国の面積減少、洪水や干ばつなどの異常気象による食糧不足、感染症を媒介する生物の生息域の拡大など様々な問題が発生しています。

 

では、電気と地球温暖化にはどのような関係があるのでしょうか?

 

簡単に言えば「私たちが電気を使えば使うほど、地球温暖化が進行する」という関係があります。

 

二酸化炭素排出量の内訳

出典) 環境省「2017年度(平成29年度)の温室効果ガス排出量(速報値)について」をもとに作成

 

上の表をご覧ください。

 

「エネルギー転換部門」とは、石油・石炭を利用して火力発電から電気を起こす分野のこと。

 

つまり、発電によるCO2排出量は日本の総CO2排出量のうち、41%をも占めているということなのです。

 

よって、これ以上温室効果ガスを必要以上に出さないためにも、地球温暖化を進行させないためにも、私たちは節電に取り組まなければならないのです。

 

CO2と節電の関係をより詳しく知りたい方はこちら

【全企業必須】節電によるCO2の削減と、その必要性を解説

 

 ②脱炭素経営のメリット

 

企業の省エネ担当

 

企業が節電するべき理由は「脱炭素経営のメリットを享受できるから」

 

ここ数年で、国は地球温暖化に対する長期的な方向性を法律に明記し、政策の継続性/予見性を高めました。

 

「地球温暖化防止を目的とした政策に沿わない企業の評価が厳しくなった」といえます。

 

しかし、見方を変えれば、節電/省エネに取り組んでいる企業の社会的信頼がアップしやすくなったということ。

 

2021年に温対法が改正され、企業の温室効果ガス排出量のオープンデータ化が進行しています。脱炭素経営に積極的に取り組んでいる企業の評価は上がりやすくなるでしょう。

 

脱炭素経営についてより詳しく知りたい方はこちら

【省エネ法との違い】温対法改正の3つのポイントとは

 

 

具体的な節電対策

 

それでは、具体的な節電対策を【企業編】と【家庭編】に分けて解説していきます。

 

【企業編】節電対策

 

企業の省エネを考える

 

まずは、「節電/省エネは大切だが、具体的な取り組み方がよくわからない」と悩んでおられる中堅・中小企業の省エネ担当の方向けに【企業編】節電対策をご紹介します。

 

まず知っていただきたいのは「節電/省エネは十人十色」だということ

 

業種や業態によって使用するエネルギーは様々。だから企業の事業や規模に着目してみれば、企業の節電/省エネのソリューションは十人十色で一般解は存在しません。

 

まずは、脱炭素経営の土台固めから見ていきましょう。

 

①EMS構築

正しいEMS構築の手順

EMS/エネルギーマネジメントシステムとは「最適なエネルギー運用のために自社の施設内で使用しているエネルギーを把握するシステム」のこと。

 

EMS構築をした場合、多くのメリットを受け取ることが可能です。

 

まず、企業内で得られるメリットの一覧は以下の通りです。

 

  1. 経費削減
  2. エネルギー消費量・温室効果ガス排出量の「見える化」
  3. 省エネ・温室効果ガス排出量削減の目標改善率の公表
  4. 社内全体で省エネ意欲が向上
  5. 「脱炭素経営」「環境経営」の土台の完成

 

会社全体でEMS構築を行い、省エネの仕組みづくりを行う1番のメリットは「経費削減」にあるといえます。

 

弊社グリーンユーティリティーのESP事業を通して、日々のメンテナンス・運用を見直した企業様の中には、エネルギーにかかるコストを年間約1千万円以上削減された企業様もおられます。

 

ESP実績

 

また、社外に対するメリットの一覧は以下の通りです。

 

  1. 「環境経営」のPR・長期的で持続的な経営の担保が可能
  2. 「ESG投資」による新規事業領域参入への優位性
  3. 「環境税」「CO2排出量取引」への優位性

 

先ほど「企業の節電/省エネは十人十色」だとお伝えしましたが、EMSを実態に応じて正しく構築していくことは各企業に共通だといえるでしょう。

 

EMS構築についてより詳しく知りたい方はこちら

【省エネ法との違い】温対法改正の3つのポイントとは

 

 ②オフィスの節電対策

 

オフィスの風景

 

次にオフィスの節電対策についてご紹介します。

 

オフィスの節電/省エネも、もちろん「十人十色」ですが、オフィスビルにはある特徴があります。

 

それは「部門別の電力消費量に偏りがない」ということ。

 

オフィスビル部門別エネルギー消費割合

出典:一般財団法人 省エネルギーセンター HP 「オフィスビルのエネルギー消費の特徴」

 

したがってオフィスの節電対策は部門に偏りなくする必要があるということなのです。

 

オフィス節電対策①「空調」

 

オフィスの空調の節電で、まず手をつけるべきは空調の設定温度です。

 

夏場では28℃、冬場では20℃が適正温度とされています。

 

資源エネルギー庁によると、夏の冷房時(2.2kW)の室温を27℃から28℃に設定した場合は年間で約820円の節約、冬の暖房の室温を20℃に設定した場合は年間で約1430円の節約ができます。

出典:資源エネルギー庁 HP 「無理のない省エネ節約​」

空調の節電効果

 

 

オフィス節電対策②「照明」

 

オフィスの照明で節電対策をするなら「LED照明への変更」です。

 

 

資源エネルギー庁によると、54Wの白熱電球から9WのLEDランプに買い替え、年間2000時間使用した場合は年間で約2430円の節約が可能とのこと。

出典:資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」

 

オフィスの照明

 

オフィス節電対策③「コンセント」

 

オフィスでのコンセントに関する節電対策は「コンセントを抜いて待機電力を減らす」のが最も有効です。

 

とはいえ、毎回コンセントを引き抜くのは難しい場合がありますよね。

 

 そんな時は、「スイッチ付き電源タップ」を使ってみましょう。

 

スイッチ付き電源タップ

 

オフィスの節電/省エネ対策についてより詳しく知りたい方はこちら

【電力削減】オフィスでの節電方法

 

 

【家庭編】節電対策

 

家庭の電力のイメージ図

 

そして次は、「家庭の節電対策って結局何から手をつけたらいいの?」とお悩みの方向けに【家庭編】節電対策をご紹介します。

 

家庭での節電効果と節電対策を詳しく知りたい方はこちら

【最大2万円電気代を節約】家庭での節電対策をご紹介

 

①冷蔵庫の節電対策

 

冷蔵庫の開閉

 

まずは冷蔵庫の節電対策を見ていきましょう。

 

冷蔵庫の節電対策は以下のようにたくさんあります。

 

  • 開閉回数や開閉時間を短くする
  • 定期的に掃除をする
  • パッキンを取り替える
  • 詰め込みすぎない     …etc.

 

しかし最も効果があるのは設定温度の見直し。

 

寒い時期に冷蔵庫を冷やしすぎると余分な消費電力がかかってしまいます。

 

冬は温度設定を中~弱にすることで節電効果が望めます。

 

 仮に1年中の設定温度を強から中にすると、それだけで年間約1,600円の節約になると言われています。

 

冷蔵庫の節電対策を詳しく知りたい方はこちら

【電気代最大30%カット】冷蔵庫の節電方法8選

 

 ②エアコンの節電対策

 

エアコンの設定

 

次にエアコンの節電対策についてご紹介します。

 

冷蔵庫と同様、エアコンの節電対策は以下のようにたくさんあります。

 

  • 風量の自動設定
  • フィルターの定期的な掃除
  • 定期的な室外機の点検
  • 室内外からの断熱の工夫     …etc.

 

しかし最も効果があるのは扇風機やサーキュレーターの併用。

 

寒い空気も暖かい空気も空気の循環がなければ1カ所に固まってしまいます。

 

エアコンの風向きは水平に設定し、扇風機やサーキュレーターはできるだけ上を向けるようにしましょう。

 

 仮にひと夏、エアコン運転中に扇風機やサーキュレーターを併用した場合、1部屋3,000円もの節約効果があると言われています。

 

エアコンの詳しい節電対策を知りたい方はこちら

【家庭の消費電力15%削減】エアコンの節電方法を時期ごとに解説

 

 ③トイレの節電対策

 

トイレ

 

そして最後に、トイレの節電対策についてご紹介します。

 

トイレの節電対策もまた、以下のようにたくさんあります。

 

  • 便座のこまめな温度設定
  • 温水のこまめな温度設定
  • 使用後にふたを閉めることの徹底
  • 定期的なノズル掃除    …etc.

 

しかし最も効果があるのは最新の機種への買い換え。

 

電化製品の性能は年々向上し、効率よく稼働できるようになっていますが、ウォシュレットや暖房便座にも同じことが言えます。

 

最新のものは、10年前の製品と比べて電気代が30%節約できると言われています。

 

 

仮に「貯湯式」と言われるモデルから「瞬間式」と言われるモデルに買い換えた場合、年間2000~3000円節約ができると言われています。

 

トイレの詳しい節電対策を知りたい方はこちら

【年間1500円以上】トイレの電気代を節約する方法とは

 

まとめ

 

以上、企業も家庭も節電に取り組むべき、しかしその節電対策は様々だということが理解できたかと思います。

 

まとめ

  • 省エネには、「CO2の削減」「脱炭素経営」という意義がある
  • 企業の省エネは、土台固めをすることで年間年間約1千万円以上コストダウンできる可能性がある
  • 家庭の省エネには、冷蔵庫/エアコン/照明など手をつけるポイントが多い

 

特に企業の節電/省エネはその業種や業態によって十人十色。一般解は存在しません。

 

弊社グリーンユーティリティーが提供する「ESP事業」は、個々の状態を診断し、「ガマンしない省エネ」を実現する事業です。

 

ESP事業の実績はこちら

 

 

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