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【知らないと危険】ブルーライトがあなたの肌に与える影響とは

2021年9月7日 【ブログ

 

PCの前で頭を抱える女性

 

最近、家の中にいることが増えたことで、ブルーライトの危険性について耳にする機会がより増えたのではないでしょうか。

スマホやパソコン。テレビにLED照明。

それらから発せられるブルーライトによって肌へのダメージがあると言われています。

 

ブルーライトの光が肌に及ぼす影響について、科学的な解明はかなり進んでいますが、肌にストレスを与え、肌トラブルの原因を引き起こす危険性があるのです。

 

“スマホ社会”とも言われる現代で、第3の紫外線とも称されるのがブルーライトの光。

この記事では「ブルーライト」による肌へのダメージの影響と原因について解説していきます。

 

ブルーライトが肌に及ぼす影響が確認された実証実験

 

にわかには信じられない話ですが、ブルーライトは紫外線に似た性質があり、ブルーライトが肌に悪影響を与える要因になることが研究・実験によって明らかになりつつあります。

 

あの資生堂が2020年9月に太陽光中に含まれるブルーライトが肌に悪影響を与えていることを確認し、発表しました。

 

太陽光のブルーライトの強度はスマホ・パソコン・TV・LED照明のブルーライトの数100倍強いので、太陽光レベルのブルーライトを肌に照射して、肌トラブルに及ぼす影響を検証実験しました。

 

この実験で確認できた事実は以下の2点です。

1.肌の酸化ストレスを高精度に可視化できるバイオフォトン(生体から発する目には見えない極めて微弱な光)を測定した結果、ブルーライトを照射した皮膚組織はバイオフォトンが増加し、照射していない皮膚組織と比べて酸化ストレスが高まること。

2.皮膚中の肌トラブルの原因となる成分(過酸化脂質)を分析した結果、照射強度に依存的に増加すること。

これらの結果から、「太陽光強度のブルーライトは肌に悪影響を与える」ことが検証できたのです。

 

研究を進めた動機は、紫外線の肌トラブルはある程度わかっていますが、目に見える太陽光の中で比較的強いエネルギーを持つブルーライトの肌トラブルは未知なので、とのことです。

 

https://corp.shiseido.com/jp/news/detail.html?n=00000000002971

【注:このサイトの内容では客観的データが少なく、定量的評価はできませんが、「資生堂」という信用度で注目されます】

紫外線が肌に与える影響

肌の新陳代謝「ターンオーバー」

 

ブルーライトが肌に及ぼすメカニズムを見ていく前に、健康な肌の新陳代謝についてチェックしておきましょう。

 

肌は図のように、肌の表面からわずか0.2mmほどの薄い表皮層とその下にある1.8mmほどの真皮層から成っています。

 

表皮の一番下の基底層でたえず新しい細胞が生み出され、生み出される度に先に生まれた細胞が上へ上へと押しあげられ肌表面でしばらくとどまったのち、垢となって剥がれ落ちます。

 

肌の表皮は常に入れ替わっており、これは肌の「新陳代謝」ですが、新陳代謝のサイクルを「ターンオーバー」と言い、通常約30日です。

 

健康な肌はこのターンオーバーで保たれていますが、このサイクルは一般には加齢などで細胞へのエネルギーが不足すると遅れてきます。

 

すると細胞が上へ押し上がる力も弱くなるので、古い角質が肌表面に溜まり、ターンーオーバーが遅れた状態が続くと、「シミ」「シワ」「タルミ」など様々な肌ダメージを引き起こします。

 

さきほど記述しました資生堂の「ブルーライトの肌に及ぼす影響」の原因が、加齢だけでなく、ブルーライトが引き起こす可能性があることを示唆しています。

 

ブルーライトによる肌荒れに悩む女性

 

ブルーライトによる肌ダメージのメカニズム

紫外線の波長とエネルギーの関係

紫外線は図に示すように、波長が短い順(エネルギーが強い順)にUV-C→B→Aと区分されていますが、UV-Cはオゾン層で吸収されるので、UV-BとAが地表に降り注ぎます。

UV-Bの量は1割ほどしかないのですが、波長がUV-Aより短いので表皮層の上層部に留まり、「メラニン色素を生成し、 肌が黒くなる「日焼け(色素沈着)」 を引き起こします。

UV-Aは波長がUV-Bより長いので、より表皮層の深部まで達します。長時間当たっているとエネルギーはかなり強いので細胞を傷つけて炎症、場合によってはDNAに直接的なダメージを与え皮膚がんを生じさせます。

一方、ブルーライトは波長が長いので、それより深い真皮層に達します。

 

フラビンと呼ばれる化学物質がブルーライトを吸収し、その吸収の間に起こる励起反応が「活性酸素」を生成し、これによる酸化ストレスによって「コラーゲン」を破壊します。

これが、肌を劣化するブルーライトの肌トラブルの原因です。

酸化ストレスは「肌の錆(さび)付き」を意味します。

 

ターンオーバーは肌が生まれ変わるサイクルです。

ブルーライトは真皮層の基底まで達し、そのかなり強いエネルギー強度で新しい細胞を生み出す細胞を傷つけてしまいます。

 

また、真皮層のコラーゲンは網目状に張り巡らされていて、肌のクッションの役割を果すのですが、これがブルーライトによって破壊されていくと肌の弾力を失わせ、ターンオーバー・サイクルを遅らせてしまうのです。

 

ブルーライトが与えるいろいろな肌ダメージ 

 

さきほど書きましたように、ブルーライトは紫外線UV-AやBよりも波長が長いので肌のより奥の真皮層まで達します。

そこに達するまでの間の皮膚組織に少しずつエネルギーが吸収されるので、以下のようないろいろな肌ダメージを与えます。  

 

ブルーライトによる肌へのダメージ① 日焼け、シミ、クスミ

 

比較的浅い表皮層でも、ブルーライトのエネルギーを吸収するのでメラニン色素を発生させて、色素沈着を引き起します。いわゆる「日焼け」です。

「スマホ焼け」と言われる症状もこれによるものです。

 

メラニンは紫外線から肌へのダメージを守るために発生するものですので、紫外線が通常に戻ればメラニンの発生も止まり、シミも消えていきます。

 

しかし、紫外線を長時間受けていると、過剰に生成して蓄積し、肌表面に浮かび上がり、「シミ」や「ソバカス」となって残ってしまいます。

 

ターンオーバーが遅れて、メラニン色素の色素沈着が消え去る時間がかかり、「クスミ」の原因になります。

 

シミ・ソバカスに悩む女性

 

ブルーライトによる肌へのダメージ② シワ、タルミ

 

ブルーライトが真皮層に達し、コラーゲンやエラスチンなどのターンオーバーを遅らせるため、肌の復元力が次第に低下していき、肌が元へ戻らなくなって「シワ」や「タルミ」になってしまいます。

 

また、ブルーライトの影響で良質な睡眠がとれないと脳が「ストレス」を感じると、「副腎皮質刺激ホルモン」が生み出され皮脂の分泌を盛んにしてターンオーバーを遅らせ、「シミ」「タルミ」「クスミ」の原因になったり、「ニキビ」をできやすく表皮が薄くなったりします。

 

ブルーライトによる肌荒れに悩む女性

 

ブルーライトによる肌へのダメージ③ 肌の再生力の低下

 

肌の再生力、すなわち、肌のみずみずしさは肌の新陳代謝が活発に行われることで維持されます。言い換えますと、前に述べました「ターンオーバー」のサイクルが通常の約30日で繰り返していれば、肌の再生力は保たれています。

 

しかし、ブルーライトは前に書きましたように、ターンオーバーを遅らせる要因になりますので、肌の復元力を低下させるのです。

 

また、繰り返し強調していますが、ブルーライトは睡眠の質を低下させます。

これが、精神的なストレスとなって、結果的にターンオーバーを遅らせることになり、肌の再生力を低下させ、いろいろな肌ダメージを与えてしまいます。

 

夜中に携帯を触って眠れなくなったという経験はあると思いますが、睡眠不足は決して肌に良い影響をもたらせません。

 

ブルーライトは眠りにいざなうメラトニンというホルモンの分泌を抑えてしまうため、寝る前に浴びてしまうと、寝つきが悪くなり、熟睡できなくなります。

これにより、肌を再生する成長ホルモンの生産が妨げられ、新しい肌を作れなくなるのです。

健康な肌と不健康な肌のターンオーバーの違い

どうすれば肌ダメージへの対策ができるのか?

 

ブルーライトによる肌への悪影響は科学的に解明されたとは言い難いものの、「ある」とみて間違いなさそうです。特に、いつもオフィスでパソコンに向かっている女性の方はこの記事を読んでビックリされたのではないでしょうか?。

体や目の疲れに加えて、肌へのダメージも考えられるのですから。

 

結論、どうすれば良いかと言うと

「スマホやPCに触れない」という選択肢は現代では到底出来ないものの、「できるかぎり使用を避ける」ことを心がけましょう。

 

使用する場合でも「過剰にブルーライトを浴びすぎない」ための「ブルーライトカット対策」が大切になります。

 

ブルーライトカット対策については下記の記事にまとめてあるのでご覧ください。

 

PCを使った後に休憩を取る女性

 

ブルーライトカットの効果、その方法や手段、ツールについて知りたい方はこちら

【あなたの健康を守る】5つのブルーライトカット法

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