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「ブルーライト」が目に悪い理由を学術的に解説します

2021年9月7日 【ブログ

暗闇でPCを使用する男性

 

昨今、ブルーライトが目に与える影響について、様々な考察が飛び交っています。

 

現段階では、ブルーライトによる失明リスクまでは追求できませんが、おそらく大半の方がパソコンを見続けると目が疲れるという経験をされたことがあると思います。そのため、「ブルーライトは目によくない影響を与えているのではないか」と考えていることでしょう。

 

この記事では、まずブルーライトが目に良くない理由、次に疲れ・痛み・ゆがみ・ぼやけ・網膜疾患などのブルーライトが引き起こす症状、そして「スマートフォン失明」騒動について解説していきます。

 

ブルーライトが目に悪い理由

 

はっきり言ってしまうと、ブルーライトは目に悪いです。

 

長時間ディスプレイを見続けていて目が疲れた経験は誰しもあると思います。

最近になって、ブルーライトは眼の疲れや痛み、高じれば網膜症など深刻な病症を引き起こす要因になっていることがわかってきました。

 

まず目が対象を見るメカニズム、そしてブルーライトが目に悪い理由を解説していきます。

 

目

 

目はどうやって「もの」を見ているのか?

 

何か対象を見るときは、図のように、対象で反射した光が目に入射し、角膜と水晶体により屈折して網膜に集められ、そこに点在する視神経がその視情報を脳へ伝えて、脳で像に再現することで初めて「見る」ということができます。

 

カメラと同じように、角膜はフィルター、水晶体はレンズ、網膜はフィルムのような役割を担っています。

 

目が「見る」仕組み

 

対象に反射した光は様々な波長を含んでいますが、「目に見える光」はいわゆる「可視光線」であり、その波長域は約(400~800)nmです。

 

 

ブルーライトは目に悪い理由① エネルギー強度が強すぎる

 

まず、光の波長とエネルギーの関係について触れておきましょう。

 

光には波長というものが存在します。波長とは波の周期的な長さのことであり、その波長の大きさはその波が持つエネルギーの大きさと反比例します。そのため、波長が大きい波のエネルギーは小さく、波長が小さい波のエネルギーは大きくなります。

 

太陽光には可視光線より短波長の紫外線が含まれていて、そのエネルギーは波長が短いほど強いので、紫外線のエネルギー強度は可視光線よりとても強く、目に入るとダメージを受ける心配があります。しかし、幸いなことに、紫外線は眼球の水晶体や硝子体で吸収され、網膜に達しません。

 

一方、ブルーライトは可視光線のなかで最も短波長帯域(400~500)nmの光ですので、可視光線の中では最も強いエネルギーを持っています。

 

青色で可視光線帯域の波長なので、他の色の光波長と一緒に吸収されずに網膜に達します。

そのため、ブルーライトは網膜の視神経細胞に大きく負担を与え、いろいろな網膜疾患を引き起してしまうという悪影響を及ぼすのです。

 

「ブルーライトを含む太陽の光を直接見てはいけない!」と教わったのは、強力な光によって網膜がダメージを受けてしまう可能性があるからなのです。

 

光の波長とエネルギーの関係

 

ブルーライトは目に悪い理由② 散乱して目を疲れさせる

 

ブルーライトが目に悪いもう2つ目の理由は、「散乱」により目が疲れてしまうためです。

 

光はその進路に「もの」があると短波長の紫外線は反射し、長波長の赤外線は通り抜けますが、その間のブルーライトはいろいろな方向へ反射、すなわち「散乱」します。散乱光はまぶしく、像のチラツキを生みますので、水晶体は頻繁にピント合わせの運動を余儀なくされて、目を疲れさせるのです。

 

やはり、「ブルーライトは目に悪い」のです。

 

光の散乱の様子

 

ブルーライトが引き起こす様々な症状・リスク

 

「ブルーライトが目に悪い」ということは伝わったと思います。次にどんなリスクがあるのかを具体的に紹介していきます。

 

リスク① 目の疲れ、痛み

 

ブルーライトがもつ性質:

①網膜に直接入射する

②強力なエネルギー強度を有する

③拡散による像のチラツキを生ずる

によって網膜に過剰な負担がかかり、「目の疲れ(眼精疲労)」「目の痛み(眼痛)」を引き起します。これが高じれば「頭痛、片頭痛」を誘発します。

 

実は、眼球の硝子体と網膜には「ルテイン」という天然色素が点在していて、ブルーライトのような強い光を、このルテインは吸収し、網膜への到達を和らげる働きをしているのです。

 

しかし、ブルーライトを浴びることで消費され、次第にブルーライトへの耐性が減っていくため、やがて網膜への負担が過剰となって目の疲労、痛みを引き越します。

 

目を押さえる男性

 

リスク② 視野のゆがみ、ぼやけ

 

すでに説明しましたように、ブルーライトはその進路に対象があるといろいろな方向へ「散乱」します。散乱光はまぶしく、像のチラツキを生みますので、水晶体は頻繁にピント合わせのためその厚みを頻繁に変化させなければなりません。

 

特に、パソコン・スマホ・TVなどのモニターを近くで見続けていると、水晶体を調整する筋肉が緊張したままになって、ピント調整がしづらくなります。

その結果、像がゆがんで見えたり、ぼやけたりしてしまうのです。

 

ぼやけた視界

 

リスク③ 網膜疾患

 

網膜は図示したように、眼球の最も内側にある膜で、眼の中に入ってきた視情報を視神経が受容して脳へ伝える役目を果たす大変重要な組織です。

 

網膜がダメージを受けて網膜疾患を発症すると「もの」が正常に見えにくくなり、悪化すれば失明にいたる恐れもあるのです。

 

網膜疾患にはいろいろな症状があります。

網膜症、網膜剥離、網膜症、加齢黄斑変性症、などが代表的な疾患です。

 

  • 網膜症」‥網膜に何らかの障害が生じ、視野狭窄や視力低下などの様々な症状を引き起こす病気
  • 網膜剥離」‥網膜が眼底から剥がれてしまう疾患で、飛蚊症や光視症、視力低下や視野欠損を誘発
  • 加齢黄斑変性症」‥網膜中心部の小組織である「黄斑」に障害が現れる疾患で、視力低下をきたす

 

歪んだ視界

 

目のリスクについてのまとめ

 

以上のブルーライトが引き起こす様々な目への影響は日本だけでなく海外においても近年急速に増加してきています。

 

この原因として、加齢による機能劣化だけでなく、パソコン・スマホ・TVなどの液晶ディスプレイから放射されるブルーライトの長時間暴露も挙げられる、と思われます。

 

また、「目の疲れ、痛み」「視野のゆがみ、ぼやけ」は特定の病名ではなく、ブルーライトが直接的に引き起こしているような一般的な症状です。

 

これに対して、「網膜疾患」に挙げた疾患は、ブルーライトが網膜に何らかの障害要因をつくり、それに誘発されて、特定の疾患を引き起こしているようです。

 

ここからわかるように、スマートフォン・PCを使う環境が身の周りにあふれている現代ではブルーライト対策が必須だといえるでしょう。

 

目に疲労を抱えた男性

 

「スマートフォン失明」騒ぎ

 

ブルーライトは「目の健康には決して良くない」ことは間違いなさそうですが、ブルーライトが直接、人間の目に「特定の病気」を引き起こすことを示した研究は、これまでのところ見当たらないようです。

 

しかし、最近、「網膜に存在する光受容体レチナールとブルーライトが結合すると、受光細胞を死滅させる有害物を誘発して黄斑変性症の進行を早め、視野を狭め、失明にいたる可能性がある」、とする研究【米国トレド大学、Science Report, 2018/08/08】発表され、「スマートフォン失明」の騒ぎとなりました。

 

これに対して、米国眼科学会(AAO)は「スマートフォンのブルーライトで失明しない」との声明を公式サイトで宣言しました【2018/08/20】。理由は「人間から採取した視細胞でなく、ブルーライトの当て方も実際には入ってこない入れ方」で、情報サイトVergeでの取材にも「あり得ない」と答えています【2018/08/17】。

 

「スマートフォン失明」騒ぎは未だ決着していませんが、ブルーライトについて断言できることは「人の体内時計リズムを乱し、睡眠の妨げになる」ことです。

 

ブルーライトが睡眠の質を下げるメカニズムやその問題点について知りたい方はこちら

ブルーライトが及ぼす睡眠への影響と対策について解説

 

生体リズムを乱し、頭痛を抱えた女性

 

目への影響リスクを低減した「陽光LED照明 “明王”“ 」

 

ここで弊社、グリーンユーティリティーが開発した「陽光LED”明王”」を紹介します。

 

図は、「陽光LED”明王”」の発光スペクトルを一般的なLED照明と比較したものです。

陽光LED”明王”のブルーライトは左図から明らかなように、一般的なLED照明のブルーライトが突出したきわめて強い強度ではなく、太陽光と同等レベルの強度まで抑制されています。

 

したがって、ブルーライト強度が低いので、眼への負担をかなり低減でき、眼への障害リスクを回避できるものと考えられます。

 

発光スペクトルの違い

ブルーライト抑制・演色性の向上・電磁波の抑制を実現した陽光LED”明王”を知りたい方はこちら

陽光LED照明「明王」

 

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