Now Loading...
・LED照明の色にはどんな種類があるんだろう
・どのLED照明の色を選べばいいんだろう
上記のようなお悩みにお応えします。
本記事をご一読していただくと、以下のポイントが理解できる内容となっております。
1962年に赤色LED、1993年に青色LED、1995年に緑色LEDが登場して光の三原色がそろい、今では多くの種類のLED照明が販売されています。
本記事で電球色や昼白色などのLED照明の色の特徴を知り、ぜひベストな照明環境を創ってください。
色温度(単位=ケルビン(K))の違いで比較すると、LED照明の色の種類は大きく「電球色」「温白色」「昼白色」「昼光色」の4つに分類することができます。
色温度とは、光源が発する光の色を表すための尺度のこと。実際の光源の温度や明るさとは関係ありません。
それでは、各色ごとの特徴を見ていきましょう。
電球色は、オレンジがかった温かみのある色合いが特徴です。
電球色の色温度は約3,000K。これは今にも日が沈みそうな時間帯の夕焼けと同じ色温度です。
したがって、電球色を見た人の脳は「そろそろ活動を終える夕方なんだ」と認識し、リラックスモードに移行します。
電球色の照明は、人をリラックスさせて穏やかにする効果があります。
玄関のLED照明を電球色にすると帰宅時には安心感を感じることができると言われています。
また、電球色のLED照明は料理を美味しそうに見せる効果があります。
一方で、電球色は人を活動的にさせる効果はないため、作業をするスペースなどにはあまり使われません。
また、電球色のLED照明は料理を美味しく見せますが、暖色系の色合いのため火の通りがわかりづらく、キッチンや厨房で使われることも少ないです。
温白色は、落ち着きのある薄いオレンジ色が特徴です。
温白色の色温度は約3,500K。これは夕日や朝焼けと同じような色温度です。
電球色ほどでもないものの、温白色のLED照明も人をリラックスさせる効果を持っています。
電球色と同様、温白色の照明も穏やかで和やかな雰囲気を演出します。
したがって、家族団らんの場所であるリビングやダイニングなどで使われることが多いようです。
温白色の照明は、化粧部屋や服を選ぶ場所では設置されることが少ないようです。
昼白色は、自然な活き活きとした光色が特徴です。
昼白色の色温度は約5,000K。これは人が活動する時間帯の自然な太陽光に近い色温度です。
そのため、昼白色のLED電球を点けた部屋は活き活きとした雰囲気になります。
昼白色は、色味を整える場所である化粧部屋や服を選ぶ部屋、火の通りや料理の色合いを見るキッチンに使われることが多いようです。
自然な色合いの光色なため、使われにくい場所はあまりありません。
しかし、夜に昼間の太陽光に似た昼白色を浴びると、人間の脳は「まだ日中なんだ!」と認識してしまい、脳が必要以上に活性化して睡眠障害や体内時計の乱れにつながる危険性があります。
リラックスする場所である寝室などへの設置は避けることをオススメします。
昼光色は、青みがかった色合いが特徴です。
昼光色の色温度は約6,500K。これは、空気の澄んだ高原で見る晴れた日の正午の太陽光の色温度と似ています。
朝の太陽と同じように、脳を覚醒させる効果があります。
昼光色はブルーライトを多く含んでおり、人の脳を活性化させる効果を持っています。
そのため、集中力を高めて作業する場所に使われることが多いようです。
強烈なブルーライトは強烈なエネルギーを持っている上、散乱しやすいため、眼精疲労や肩や首のコリの原因になることがあります。
また、脳を覚醒させるため、昼白色同様にリラックスする場所への設置は避けるとよいでしょう。
それでは4つのLED照明のうち、どの色を選べばいいのでしょうか?
結論からいえば、1つの色のLED照明を選ぶのではなく、太陽のように光が自動に変わるLED照明の使用をオススメします。
なぜなら、色が変わらない照明の下で生活していた場合、睡眠・覚醒リズム障害に陥るリスクがあるからです。
睡眠・覚醒リズム障害とは、体内時計が狂い、望ましい時刻に入眠し、覚醒することができなくなる症状のことです。
ヒトの体内時計の周期は約25時間であり、地球の周期とは約1時間のずれがあります。このずれを修正できず、睡眠・覚醒リズムに乱れが生じたために起こる睡眠の障害を概日リズム睡眠障害と呼びます。
「なんとなく調子が悪い」「軽い頭痛やめまいが続く」という方は、もしかすると睡眠・覚醒リズム障害に陥る手前かもしれません。
睡眠・覚醒リズム障害の原因は、人間の体内リズムに合わない光です。
主に、不適切な光環境によって体内リズムは乱れてしまいます。体内時計の“時刻合わせ”をする、最も影響力の大きな因子は光なので、夜遅くまで起きてずっと明るい環境に身をおいていたり、朝遅い時間まで寝て太陽の光を浴びる時間が遅れてしまったりすると時刻合わせが出来ずに体内リズムは乱れてしまうのです。
日本では、一般に普及しているLED照明が、体内リズムに合わない光を発生させて体内時計に悪影響を及ぼしていることが2016年の研究によって明らかにされています。
ブルーライト、夜間の人工照明に着目することにより、人体への影響を検証することができ、ブルーライトの毒性や体内時計への影響が確認された。
出典:綾木雅彦; 森田健; 坪田一男. 住宅照明中のブルーライトが体内時計と睡眠覚醒に与える影響 すこやかな概日リズムを保つための住宅環境照明の提案. 住総研研究論文集, 2016, 42: 85-95.
では、自分や大切な人の健康を守るためには、どのようなLED照明を選べばいいのか。
そこで、太陽のように光が自動変化するLED照明をオススメします。
上の画像は、太陽光に合わせて光が変化する陽光LED照明「明王Myo-Ou」の様子です。
体内時計を整えて「なんとなく寝れない」「なんとなく調子が悪い」を予防するだけでなく、朝はスッキリ起床、夜はストンと眠ることができるようになります。
陽光LED照明「明王Myo-Ou」の光は太陽光を97%再現。紫外線やブルーライトを抑制して、みんなが健康で安心できるお部屋創りのお手伝いをします。
今回は、LED照明の色の種類、ベストなLED照明の色についてご紹介しました。
まとめ
陽光LED照明「明王Myo-Ou」の光は太陽光を97%再現。紫外線やブルーライトを抑制して、みんなが健康で安心できるお部屋創りのお手伝いをします。
グリーンユーティリティー公式LINEを開設しました。健康や省エネに関する情報をお届けしています。
また、現在友だち登録してくれた方限定で「照明Q&A」をプレゼントしています。
下のボタンから登録できますのでこの機会に是非登録よろしくお願いします。
LED電球・LEDシーリングライトの寿命がどれだけ続くのか知りたいあなたへ。本記事では、LED電球の寿命・LEDシーリングライトの寿命を中心に解説します。「寿命だけでなく、交換のサインについても知りたい」という方に是非読んでいただきたい内容です。
本記事では、1日に太陽光を浴びるべき時間と日光浴の正しい方法をご紹介しています。近年の研究では、日本人の多くは慢性的にビタミンDが不足していることがわかっています。「日光浴は1日何分すればいいの?」「効率的に日光を浴びたい」という方にぜひ読んでいただきたい内容です。
LEDが光る仕組みを知りたいあなたへ。白熱電球・蛍光灯と比較したLEDの発光原理と白色LEDの仕組みをお伝えします。発光効率が高いLED照明の仕組みや構造が気になる方に是非読んでいただきたい内容です。
あなたは、オゾンがコロナウイルスに対して、極めて高い効果があることを知っているでしょうか? オゾンの特徴、コロナウイルスを不活性化し菌を除菌するメカニズムや根拠、メリットについて解説していきます。
オゾンの安全性とリスクが気になるあなたへ。高濃度オゾンのリスクとオゾン発生器を使う時の注意点をお伝えします。オゾンの人体への影響や専門家の見解が気になる方に是非読んでいただきたい内容になっています。
オゾンには様々なメリットがありますが、その1つに短時間でコストをかけずに、空気を清浄化できる点があります。短時間で空気を清浄化し、利用者がメリットに感じる点を説明していきます。