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・ブルーライトは目にどんな影響を与えるのか
・ブルーライトは目に悪いのか
上記の疑問にお答えします。
この記事をご一読いただくと、以下のポイントが理解できる内容になっております。
結論を申し上げると、極単に強いブルーライトは目に悪影響を及ぼします。
その理由を、ブルーライトの特徴と目が対象を「見る」メカニズムを解説した上でご説明します。
まずはブルーライトがどのような光なのかについて解説していきます。
光には波長というものが存在します。波長とは波の周期的な長さのことであり、その波長の大きさはその波が持つエネルギーの大きさと反比例します。
つまり、波長が長い波のエネルギーは小さく、波長が短い波のエネルギーは大きくなります。
ヒトの目で見ることのできる光(可視光線)の波長は約400~800nmの範囲だと言われており、ブルーライト(青色の光)の波長は約380~500nmです。
したがって、ブルーライトは目に見える光の中で最も波長が短くエネルギーが大きい光であるということがいえます。
先程ご紹介した1つ目の特徴も含めて、ブルーライトには大きく2つ特徴があります。
2つ目の特徴も波長が短いことに起因しています。以下の図をご覧ください。
波長が短い光は、空気中に含まれる粒子(ホコリや水分)と衝突して散乱しやすくなっています。
光が散乱すると、まぶしさ、ちらつきが生じることになります。
以上、エネルギーが強いことと、散乱しやすいことがブルーライトの特徴です。次は目とブルーライトの関係についてご紹介します。
それでは「目とブルーライトはどのような関係なのか」について見ていきましょう。
まずは、目が対象を「見る」メカニズムについてお伝えしていきます。
ヒトが何かしら対象を見るときは、下の図のように、対象で反射した光が目に入射し、角膜と水晶体により屈折して網膜に集められ、そこに点在する視神経がその視情報を脳へ伝えて、脳で像に再現することで初めて「見る」ということができます。
対象に反射した光は様々な波長を含んでいますが、「目に見える光」は先ほどご紹介した「可視光線」であり、その波長域は約400~800nmです。
カメラと同じように、角膜はフィルター、水晶体はレンズ、網膜はフィルムのような役割を担っています。
以上が、目が対象を「見る」メカニズムです。このメカニズムとブルーライトの特徴を踏まえて、次はブルーライトと目の関係についてお伝えしていきます。
はっきり言ってしまうと、ブルーライトは目に悪影響を及ぼします。
ここで改めてブルーライトの2つの特徴を思い出してみます。
PCやスマートフォンなどのデジタル機器から発生するブルーライトは極端に強いため、この2つの特徴が私たちの眼に悪影響を及ぼすことになります。
先程ご紹介したように、紫色や青色の光のエネルギーは強力です。
しかし幸いなことに、紫外線(紫色の光)は眼球の水晶体や硝子体で吸収されて網膜に達しません。
一方、強烈なブルーライトは青色で可視光線帯域の波長なので、他の色の光波長と一緒に吸収されずに網膜に達します。
そのため、ブルーライトは網膜の視神経細胞に大きく負担を与え、いろいろな網膜疾患を引き起してしまうという悪影響を及ぼすのです。
ブルーライトが目に悪いもう2つ目の理由は、「散乱」により目が疲れてしまうためです。
光はその進路に「もの」があると短波長の紫外線は反射し、長波長の赤外線は通り抜けますが、その間のブルーライトはいろいろな方向へ反射、すなわち「散乱」します。
散乱光はまぶしく、像のチラツキを生みますので、水晶体は頻繁にピント合わせの運動を余儀なくされて、目を疲れさせるのです。
やはり、「ブルーライトは目に悪い」のです。
ここまで「ブルーライトが目に悪い」ということをお伝えしてきました。
近年、ブルーライトは眼の疲れや痛み、高じれば網膜症など深刻な病症を引き起こす要因になっていることが明らかになってきました。
それではどんなリスクがあるのかを具体的にご紹介していきます。
ブルーライトの散乱によるちらつきは以下のプロセスで発生します。
これよって網膜に過剰な負担がかかり、「目の疲れ(眼精疲労)」「目の痛み(眼痛)」を引き起します。これが高じれば「頭痛、片頭痛」を誘発します。
実は、眼球の硝子体と網膜には「ルテイン」という天然色素が点在していて、ブルーライトのような強い光を、このルテインは吸収し、網膜への到達を和らげる働きをしているのです。
しかし、ブルーライトを浴びることで消費され、次第にブルーライトへの耐性が減っていくため、やがて網膜への負担が過剰となって目の疲労、痛みを引き起こしてしまいます。
すでに説明しましたように、ブルーライトはその進路に対象があるといろいろな方向へ「散乱」します。散乱光はまぶしく、像のチラツキを生みますので、水晶体は頻繁にピント合わせのためその厚みを頻繁に変化させなければなりません。
特に、パソコン・スマホ・TVなどのモニターを近くで見続けていると、水晶体を調整する筋肉が緊張したままになって、ピント調整がしづらくなります。
その結果、像がゆがんで見えたり、ぼやけたりしてしまうのです。
網膜は眼球の最も内側にある膜で、眼の中に入ってきた視情報を視神経が受容して脳へ伝える役目を果たす大変重要な組織です。
網膜がダメージを受けて網膜疾患を発症すると「もの」が正常に見えにくくなり、悪化すれば失明にいたる恐れもあるのです。
網膜疾患にはいろいろな症状があります。
網膜症、網膜剥離、網膜症、加齢黄斑変性症、などが代表的な疾患です。
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では、様々なデジタル機器が溢れる現代での「身を守る」方法を見ていきましょう。
詳しいブルーライトカットの方法を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
みなさんは、お使いのPCのディスプレイの色温度を調整するソフトがあるのをご存じですか?
PCディスプレイのブルーライトをカットし、目に優しい色合いに調整してくれる「f.lux」というソフトがあります。
人間の体内リズムに合わせて、夜は暖かいケルビン温度となり、日中は青色の多く含まれた強い色合いに調整してくれます。
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スマホ・PC・TVなどの液晶画面のバックライトとして使用されている白色LEDが発する光には強いブルーライトが含まれています。
上の画像は、太陽光・一般的な白色LED照明陽光LED照明「明王Myo-Ou」に含まれている色別の光を表したものです。
特にLED照明は450nm付近のブルーライトが極端に鋭く突出しているおり、私たちの健康を支える太陽光とはかけ離れた色温度になっていることがわかります。
眼精疲労や網膜疾患の対策を本気でしたいあなたには、ブルーライト抑制型のLED照明を使うことをオススメします。
ここまで読んでくださった方は、多種多様なデバイスがあふれかえる現代人には、ブルーライト対策が欠かせないことを理解していただけたかと思います。
まとめ
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