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最新の環境関連トピックスを、毎月ご案内しております(2020/3/9)。 160-1. 欧州エネ、脱炭素に転換 日系は抜本改革遠く 化石燃料への逆風が強まる中、欧州エネルギー大手が事業転換に動き出しています。独電力大手のRWEは火力事業の段階的な廃止を宣言し、2019年末に同業の独エーオンから再生エネ事業を買収しました。仏エンジーも液化天然ガス(LNG)事業を売却し再生エネ企業への衣替えを狙っています。日本企業も再生エネ強化を進めていますが、業態を変えるほどの抜本改革には及び腰です。 ドイツは2011年の東日本大震災での原発事故を受け、再生エネ活用にカジをきりました。メルケル首相は2038年に石炭火力を廃止すると表明。国を挙げての脱化石燃料に向けたエネルギー転換が起きています。 RWEの改革は徹底しています。同社は1月、石炭火力発電所などの閉鎖に伴
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