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環境市場動向 145 「温暖化を阻止する“ハチドリのひとしずく”」

2021年6月22日 【環境市場動向

最新の環境関連トピックスを、毎月ご案内しております(2018/12/10)。   今年一年、ESP事業に対し格別のご支援、ご高配を賜り厚くお礼申し上げます。   145-1. 熱波・干ばつ・感染症・栄養不良が急増 健康リスク大 先月22日、世界気象機関(WMO)は、主要な温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素)の濃度は引き続き増加を続けており、2017年の世界平均濃度はいずれも観測史上最高を更新したと公表しました。また、同月28日、世界保健機関(WHO)などの国際研究チームは、地球温暖化で急増する熱波・干ばつ・感染症・栄養不良などにより、人の健康へのリスクが深刻化しているだけでなく甚大な経済損失も招いていると発表し、「温室効果ガスの大幅な削減が必要だ」と改めて警告しました。   熱波にさらされる人は増加傾向で、2017年は2016年より1800万人増え

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