環境市場動向 120　「大気汚染で ５歳未満が年間60万人死亡」

最新の環境関連トピックスを、毎月ご案内しております（2016/11/14）。   120-1. 大気汚染で　年間60万人が５歳未満で死亡　ユニセフ報告 国連児童基金（ユニセフ）は10月31日、大気汚染が原因とされる疾患によって、世界で年間約60万人が５歳未満で死亡しているとする報告書を発表しました。気候変動枠組み条約第22回締約国会議（COP22）が11月7日からモロッコで始まるのを前に、各国に対応を促す狙いがありました。   120-2. PM2.5がWHO基準の６倍の地域で暮らす子どもは　世界で３億人 報告書は、約20億人の子どもが、微小粒子状物質「PM2.5」の世界保健機関（WHO)基準を超える地域で生活していると推計しています。うち約３億人が、PM2.5がWHO基準の６倍を超え、大気汚染レベルが最悪とされる地域で暮らしており、地域別では南アジアが約２億２千万人で