Now Loading...
最新の環境関連トピックスを、毎月ご案内しております(2013/6/10)。 米ハワイ島マウナロア山で5月9日、大気中の二酸化炭素(CO2)濃度(1日平均)が初めて400ppm(1ppmは100万分の1)を超えて観測されました。CO2は産業革命以来増加の一途をたどる代表的な温室効果ガスで、温暖化のさらなる加速と被害拡大が懸念されます(毎日新聞、2013年5月31日)。 79-1. 温暖化「危険領域」 「私たちは歴史的な限界点を超え、危険領域に突入してしまった」 米海洋大気局(NOAA)がマウナロア観測所で「400ppm超」を観測したのを受け、国連気候変動枠組み条約のクリスティアナ・フィゲレス条約事務局長は声明を出し、危機感をあらわにしました。 地球の大気は、窒素が約78%、酸素が約21%を占めていますが、ほとんど温室効果がなく、1%程度
ここからはESP会員限定の記事内容です。