Now Loading...
最新の環境関連トピックスを、毎月ご案内しております(2014/8/11)。 先進国から輸出され捨てられた「電子ごみ」が発展途上国で適切に処理されず、環境汚染や健康被害を引き起こし問題化しています。「先進国の消費活動のツケを途上国が払っている」(国連関係者)形です。ケニアの首都ナイロビに本部を置く国連環境計画(UNEP)などが対策に乗り出しましたが、有効な手立ては見い出せていません。 93-1. 先進国からの中古品が大量に流れ込み 「電子ごみ」とは、電子機器や家電製品などの廃棄物の総称で、主な品目としては、PC、ディスプレイ、携帯電話、テレビ、冷蔵庫、照明器具などがあります。電子製品の多くには、銅や金などの貴金属や希少金属(レアメタル)が使用されており、取り出して売ればビジネスになります。 ナイロビ東部ダンドラ地区の広大なごみ集積場では、数メートルの
ここからはESP会員限定の記事内容です。