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最新の環境関連トピックスを、毎月ご案内しております(2013/5/13)。 京都議定書からの離脱を受けて、地球温暖化対策推進法の改正案が衆院で可決されました。新たな削減計画の策定は秋になり、日本の温暖化対策は事実上「空白状態」となりました。長引くほど世界の不信は募る一方です(中日新聞、2013年4月12日)。 78-1. 「空白状態」の温対法 地球温暖化対策推進法(温対法)は、先進国に温室効果ガスの削減義務を課す京都議定書の約束を実現するための法律でした。温対法という土台の上に京都議定書目標達成計画が策定され、それに基づいて、1990年比で2012年までに6%減という第一約束期間の削減義務に臨んできました。 6%の目標は、東欧などから排出枠を買い取るなどして、何とか達成できそうです。しかしながら、2013年以降の第二約束期間(2020年まで)に日本
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