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最新の環境関連トピックスを、隔週でご案内しております(2011/12/5)。 58-1. 消失する希少植物-ケープ植物区保護地域群- 南アフリカ共和国にある「ケープ植物区保護地域群」は、2004年、ユネスコにより世界自然遺産に登録され、保護されています。「ケープ植物区保護地域群」の面積は、アフリカ大陸全体のたったの0.5%にしかすぎません。しかしながら、この地域には、およそ5000種の固有種を含む8000種以上もの植物種が存在します。そのため「ケープ植物区保護地域群」は、植物種のホット・スポットと呼ばれています。 植物種のホット・スポット「ケープ植物区保護地域群」では、近年地球温暖化に伴い、この2万年間に経験したことのない異常高温と異常乾燥が発生しています。これに伴い「ケープ植物区保護地域群」は、2050年までに最大65%のエリアが失われるものと懸念されています
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