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環境関連のニュース・トピックスを、週変わりでご紹介致します(2010/10/4)。 26-1. 昆虫北上の現状 名古屋では最近、ツマグロヒョウモンというチョウを頻繁に目撃するようになりました。ツマグロヒョウモンは、黒い縁取りとヒョウ柄模様が特徴で、1980年代までは名古屋では全くみられませんでした。 ツマグロヒョウモンは、アフリカやアジア周辺の、熱帯~温帯域にかけて生息しています。日本は、このチョウの分布域の最も北にあたります。ツマグロヒョウモンは、1980年代まで、日本では南西諸島から関西にかけてのみ生息していました。ところが、1990年代以降生息域は徐々に北上し、東海地方から関東地方・東北南部でも確認されるようになりました。現在、北関東でもほぼ定着し、普通種になりつつあるそうです。 26-2. ツマグロヒョウモン北上の原因 ツマグロヒョウモンが
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