Now Loading...
環境関連のニュース・トピックスを、週変わりでご紹介致します(2010/8/2)。 19-1. 極端現象とは何か 「極端現象」とは、気象学を専門とする科学者たちが使用している気象用語です。ここでは、「極端現象」とは何かを、「異常気象」との違いをポイントにご紹介します。 まず「異常気象」とは、数十年に1回程度、あるいは人が一生の間に稀にしか経験しない気象現象のことをさし、大雨や強風などの短時間の現象から、干ばつなどの数ヶ月間も続く現象までを含んでいます。気象庁では、原則的に、ある地点・ある時季において30年に1回以下の現象を、「異常気象」と定義しています。 しかしながら、近年頻発しているゲリラ豪雨のように、30年に1回以下の現象ではなく比較的頻繁に起こる現象であっても、気象災害を引き起こしたり、社会経済に大きな打撃を与えたりする例が増えてきています。こ
ここからはESP会員限定の記事内容です。