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最新の環境関連トピックスを、毎月ご案内しております。 秋の深まりとともに、スズムシやコオロギの声がにぎやかになってきました。中日新聞の論説「こう見る」(9月13日付)よりご案内いたします。 191-1. 見えないものを見る力 1996年、環境庁(環境省)は「日本の音風景100選」を選定しました。全国各地で人々が地域のシンボルとして大切にし、将来に残していきたいと願う環境を「音風景」と名付け、広く公募しました。その中に「宮城野のスズム(仙台市)」「山寺の蝉(山形市)」「尾山のヒメハルゼミ(新潟県糸魚川市)」「本多の森の蝉時雨(金沢市)」など、虫の声にまつわる音が8件、含まれています。カエルも4件。西洋ではひとくくりに“騒音”とされてしまいがちになるという、小さな生き物の鳴き声に風情を覚え、季節の移ろいを読み取る感性を大切にしていきたいとの願いがこもっています。 &
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