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最新の環境関連トピックスを、毎月ご案内しております。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は4月、第三作業部会報告書を8年ぶりに更新し、産業革命前からの世界の平均気温上昇を1.5℃に抑え、気候危機を回避するというパリ協定の目標達成には、遅くとも2025年以前に、温室効果ガスの排出を減少に転じさせる必要があると、警告レベルを引き上げました。残された時間は、わずかしかありません。 186-1. 世界の平均気温3.2℃上昇の恐れ、計り知れない悪影響 IPCCは195ヵ国以上の国・地域の科学者や政府関係者などで構成する気候変動問題の分析機関です。「科学的根拠」(第一)、「影響と適応」(第二)、「緩和」(第三)の三つの作業部会があり、第一部会は昨年8月、第二部会は今年2月に、第六次の報告書を公表しました。締めくくりとなる第三部会の報告書によりますと、世界が気候危機対策を今すぐ大
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