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最新の環境関連トピックスを、毎月ご案内しております。 179-1. 西欧最大の産油国ノルウェーの若者 石油開発に断固反対 先月12、13日に投開票されたノルウェーの総選挙。8年ぶりに労働党が政権を奪還しましたが、西欧最大の産油国であるこの国で、化石燃料による気候変動を懸念する若者たちが異議を唱えました。「私たちは今、十分に豊かだ。地球上の生命を犠牲にしてまでこれ以上のものを追い求めることはできない」 ノルウェーでは1960年代に北海で巨大な油田が発見され、開発が進みました。世界三番目の輸出量を誇る天然ガスと合わせると、今では主要輸出品の約半分を化石燃料が占めます。掘り当てた「宝」を生かすために政府は1990年、石油や天然ガスの売り上げを原資にした政府年金基金(SWF)を設立し、運用を開始しました。現在SWFの市場価値は約1兆2千億ユーロ(約145兆円)に達します
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