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最新の環境関連トピックスを、毎月ご案内しております(2021/4/12)。 173-1. 顕在化する「光の悪影響」 近年、我が国における照明は「省エネ性能」や「経済性」ばかりが着目され、「健康への影響」が完全になおざりにされてきました。その結果、照明の光による健康への悪影響が顕在化し、問題視され始めています。現代の日本社会では、生物学的にごく当たり前に思える「光環境」が、実は整備されていないのです。専門家たちも、現在破竹の勢いで普及している一般的なLED照明による健康への悪影響を懸念しており、ヒトの生物学的な特徴に着目した研究が進められています。 そもそも「光」には、一体どのような働きがあるのでしょうか? 173-2. 命を支える「光の非視覚作用」 光には、大きく分けて二つの働きがあります。一つは、空間や物体の明るさや色、形状を認識して物を見るため
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