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最新の環境関連トピックスを、毎月ご案内しております(2019/12/9)。 「世界平均気温の上昇を産業革命前よりも2℃を十分に下回るようにし、1.5℃の水準に制限する。」これを求めたパリ協定が2015年に合意されて4年。ここにきて欧米の企業やNGO、国際イニシアチブが、気温上昇を1.5℃にとどめる「1.5℃目標」に関心を示し、取り組み始めました。日本企業にも、既に社内で合意し社外に公表した2℃目標を見直し、1.5℃目標を検討するケースが見られるようになりました。 一体なぜ、2℃では駄目で1.5℃を目指すのでしょうか?ここでは、IPCCが2018年10月に発行した『1.5℃特別報告書』を基に「1.5℃と2℃では何が違うのか?」を今一度整理・把握し、今何をすべきか再考したいと存じます。 157-1. 1.5℃と2℃では何が違うのか? 2016年の日本は
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