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最新の環境関連トピックスを、毎月ご案内しております(2019/10/15)。 本日は、『日本経済新聞(2019年10月2日)』に掲載された、安田陽 京都大学特任教授(風力発電の耐雷設計、系統連系問題)のコラムより一部をご案内いたします。 155-1. 再エネ分野の「負け組」日本 2018年、2019年と台風や集中豪雨が相次ぎ、気候変動(地球温暖化)の脅威は日本でも多くの人にリアルに感じられるようになってきました。気候変動を緩和するための最も有力な手段は、再生可能エネルギー(再エネ)です。そのことは、IEA/国際エネルギー機関など多くの国際機関の報告書で読み取れます。 例えば、IEAの「世界エネルギー展望(2018年版)」では、パリ協定で約束された、平均気温の上昇幅を2℃未満(産業革命時比)に抑えるという目標を達成するためのシナリオとして、電源構成(
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