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最新の環境関連トピックスを、毎月ご案内しております(2019/9/11)。 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は8月、土地の利用状況と気候変動に関する特別報告書を公表し、食料の生産から輸送、消費までの一連の工程から出る温暖化ガスは、人の活動による排出量の最大4割弱を占めると推定しました。畜産は飼料の製造・輸送、食肉加工などにもエネルギーを使い、家畜の排せつ物などはメタンの排出源となる一方で、穀物は栽培時にはCO2を吸収し、生産に必要なエネルギーも少ないため、肉よりも穀物を選ぶことで温暖化を防ぐといいます。 そんな中、世界で今「脱ミート」のうねりが起きています。健康志向から肉を食べない人が増え、大豆などを原料に使う植物肉が台頭。食品世界大手のネスレやユニリーバも参入し、味や見た目も本物の肉に近づいてきました。 若者の社会問題への意識が高い欧州では、飼料
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