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最新の環境関連トピックスを、毎月ご案内しております(2015/6/8)。 年々増加する傾向にあった世界全体の二酸化炭素(CO2)排出量が、2014年は2013年と同じ323億トンにとどまったことが、国際エネルギー機関(IEA)のまとめでわかりました。世界経済が成長したにもかかわらず排出量が横ばいで推移したのは、データがある過去40年間で初めてのことです(中日新聞、2015年5月16日)。 103-1. 驚くべき 「経済成長と温暖化対策の両立」 大気中に蓄積されたCO2濃度は400ppmを超える危険水準にあり、すぐに地球温暖化が止まるわけではありませんが、「温暖化対策と経済成長を両立させるのは難しい」とする慎重派の見方を覆し、各国の対策が効果を挙げ始めたことを示します。 IEA速報値によりますと、2014年の世界経済は2013年に比べて3%成長しまし
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