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最新の環境関連トピックスを、毎月ご案内しております(2014/11/10)。 天災や食料危機―。温暖化の被害から地球を救うには、今世紀末に二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出をゼロにする必要があると、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は警鐘を強く鳴らしました。足踏みする日本を横目に、世界は動き始めています(中日新聞「社説」、平成26年11月16日)。 96-1. 最大の懸案は「ポスト京都」 10月下旬、ドイツのボンで開かれた国連気候変動会合は、12月1日からペルーのリマで開かれる気候変動枠組み条約第20回締約国会議(COP20)前の最終準備会合でした。最大の懸案は、京都議定書の次の温室効果ガス削減ルールを定めることです。 これまでの交渉で、来年パリのCOP21において、途上国も応分の義務を負う新たなルールを決めると期限を切りました。
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