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最新の環境関連トピックスを、毎月ご案内しております(2021/5/10)。 先月ご案内しましたように、光には、物を見るための「視覚作用」だけでなく、生命活動を支える「非視覚作用」という大切な働きがあります。しかしながら、現代の日本社会では、効率や経済性のみに気を取られ、光に対するヒトの生物学的な特徴が完全になおざりにされているため、光による「健康への悪影響」が顕在化し始め、専門家たちが警鐘を鳴らしています。 それでは具体的に、現状の「光環境」の一体何が、私たちの命を削っているのでしょうか? 174-1. 「非視覚作用」が強いブルーライト 光(可視光線)は、ヒトの肉眼では白色に見えますが、実は様々な波長(色)からなっており、波長の短い方から順に、概ね紫色・青色・水色・黄緑色・黄色・橙色・赤色を有しています。 私たちヒトの生命活動を支える
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