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最新の環境関連トピックスを、毎月ご案内しております(2018/6/11)。 朝食の定番で、おにぎりの具材としても親しまれている大衆魚サケの価格が高騰しています。ここ数年にわたる国内の不漁に加え、輸入物も欧米での人気で需要が高まっているためです。不漁の原因は気候変動が影響しているようですが、何とか対処できないものでしょうか(中日新聞、2018年5月29日)。 139-1. 国内漁獲量 不漁だった前年比29%減 1969年以来の低水準 「国産も輸入物も、サケの仕入れ価格が上がっている。高級魚のマグロより高いという日もあり、安くておいしい大衆魚というイメージは薄まっている」。東京都練馬区のスーパー「アキダイ」の秋葉弘道社長は頭を抱えています。 なぜ値上がりしているのでしょうか。要因の一つが、国内での漁獲不振です。農林水産省の「漁業・養殖業生産統計」により
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